20代にお後半の頃から抜け毛が気になり始めました。両親も男性型脱毛症で髪が薄いのでいずれは自分もと思ってはいました。
しかし、こんなに早くなるなんて思ってもいませんでした。初めは髪を洗っているときになんとなく抜けていることに気がつきました。そこまではあまり気にしていなかったのです。髪を洗う時よりも朝起きると枕に抜け毛が増えていきました。薄いのは後頭部で両親にも指摘されました。終わったと思った瞬間です。
もちろん何もしなかった訳ではありません。髪に良いとされる食べ物や頭皮に刺激をあたえたり、育毛剤も何種類も試しました。
結果、私の場合はどれも駄目でした。進行を少し抑えられたかなと思った時はあったけど時すでに遅しといった感じです。
育毛剤は個々に合う合わないがあると思います。私の時は頭皮が痒くなることが多かったです。元から肌が強くなかったからかもしれませんが自分に合うものを探すのにも時間がかかりました。
両親に言われたことですが歳をとれば髪が薄くなるか白髪になるのだから気にするなと。その理屈は分かるのですがまだそんな歳でもなかった自分には遺伝を恨むことしかできませんでした。少しでも生えてくればとがんばっている方もいると思います。私も最初はがんばりましたが結局は受け入れました。
工夫はしています。髪を短髪にして薄い部分を目立たなくしています。諦める必要はないと思いますが受け入れると意外にも楽になります。