服飾を学ぶ学校に通っています。いつも優しくお茶目な、おしゃれな紳士的な先生がいます。髪型もいつも決めていて、しかしある日、何かがおかしいと思いました。
髪の毛を切ったようなのですが、明らかに薄い。それも片側から片側へグイッと髪の毛を全て持ってくるような髪型をしているのに、それでもなんだかとても薄いのです。
その不自然な状態に、ああ、薄毛だったのだな、AGAだったのだなと気付きました。
今思えばその髪型もきっと、薄毛をカバーするためのものなのだろうなと思います。
片側へ全て持ってくるオーバーなスタイルに加え、耳上は刈り上げていましたので、薄毛と気付き見慣れた今となっては、薄毛をカバーする計算されたスタイルにも思います。
刈り上げて髪の毛がそこにないのか、それとももともとないのかわからないようなその曖昧なポイントが、すごく上手いです。
ただ、それこそ先生は上手にフォローしていますが、ほとんどの男性がそうはいっていません。
やっぱりどこからかグイッと持ってくるスタイルは王道であり危険です。やらないほうがマシ。みんなすぐ分かります。
ばれるごまかしより、さらして堂々としていたほうが何も感じませんので、そうしたほうがいいと思います。
薄毛に限らず、何にでも言えることですが、自分の恥ずかしいところって、隠したりごまかすほど、わかる人にはわかるし惨めな思いをすることになると思います。
そのままのあなたが1番いい。堂々としている方が、馬鹿に出来なくなりますから。